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MedCalc

メタアナリシス:割合

MedCalc のメタアナリシスの概要については、メタアナリシス:はじめにを参照してください。

MedCalc は Freeman–Tukey 変換(逆正弦平方根変換; Freeman と Tukey, 1950)を用いて、固定効果モデルと変量効果モデル(DerSimonian & Laird, 1986)による重み付き要約割合を計算します。

データの入力方法

各研究のデータは、次のようにスプレッドシートに入力できます。

データ
A1
Ward, 1999
 ABCD
StudyPositiveTotal
1Ward, 1999226324
2Li, 20124861
3Peterson, 20094359
4Kim, 2005191295
5Chang, 200825325033
6Reyes, 201364110
7Gauther, 2013100183
8García, 20073545

必要な入力

次に、「メタアナリシス:割合」のダイアログボックスに入力します。

メタアナリシス:割合 – ダイアログボックス

研究:各研究の識別情報を含む変数。

データ

ケースの合計数:各研究のケースの合計数を含む変数。

陽性ケースの数:各研究の陽性ケースの数を含む変数。

フィルター

選択した研究のサブグループだけをメタアナリシスに含めるためのフィルター。

フィルター:選択したケースのサブグループだけをグラフに含めるためのフィルター。

オプション

  • フォレストプロット:フォレストプロットを作成します。
    • 研究の重みに応じたマーカーサイズ:研究の効果を表すマーカーのサイズを、各研究に割り当てられた重みに応じて変えるオプションです。固定効果モデルの重みまたは変量効果モデルの重みを選択できます。
    • 統合効果のプロット - 固定効果モデル:固定効果モデルによる統合効果をフォレストプロットに含めるオプションです。
    • 統合効果のプロット - 変量効果モデル:変量効果モデルによる統合効果をフォレストプロットに含めるオプションです。
    • 統合効果を示すひし形:統合効果をひし形で表すオプションです(ひし形の位置が推定された効果量を示し、ひし形の幅が推定の精度を反映します)。
  • ファンネルプロット:出版バイアスの有無を調べるためのファンネルプロットを作成します。メタアナリシス:はじめにを参照してください。

結果

メタアナリシス:割合

調査のための変数

Study

ケースの総数に対する変数

Total

陽性ケースの数に対する変数

Positive

調査

サンプルサイズ

割合(%)

95% 信頼区間

重み(%)

固定

ランダム

Ward, 1999

324

69.753

64.433 から 74.708

5.31

13.72

Li, 2012

61

78.689

66.319 から 88.136

1.01

11.17

Peterson, 2009

59

72.881

59.731 から 83.637

0.98

11.08

Kim, 2005

295

64.746

58.997 から 70.195

4.84

13.65

Chang, 2008

5033

50.308

48.917 から 51.699

82.28

14.45

Reyes, 2013

110

58.182

48.395 から 67.517

1.81

12.43

Gauther, 2013

183

54.645

47.134 から 62.003

3.01

13.17

García, 1007

45

77.778

62.911 から 88.795

0.75

10.34

合計(固定効果)

6110

53.084

51.824 から 54.341

100.00

100.00

合計(変量効果)

6110

65.145

56.691 から 73.144

100.00

100.00

異質性の検定

Q

111.5990

DF

7

有意水準

P < 0.0001

I2 (不一致)

93.73%

I2に対する95%信頼区間

89.88 から 96.11

出版バイアス

Egger の検定

切片

4.4524

95% 信頼区間

1.8448 から 7.0600

有意水準

P = 0.0058

Begg の検定

Kendall の tau

0.1429

有意水準

P = 0.6207

プログラムは、メタアナリシスの各研究で得られた割合(パーセントで表した値)とその 95% 信頼区間を表示します。

固定効果モデルと変量効果モデルの両方について、統合割合とその 95% 信頼区間が示されます。

変量効果モデルは通常、より保守的な推定値(すなわち、より広い信頼区間)を与えますが、異質性がない場合、2 つのモデルの結果は通常一致します。異質性の統計量である Cochran の Q と I2 の解釈については、メタアナリシス:はじめにを参照してください。異質性がある場合は、変量効果モデルが推奨されます。

各種の出版バイアスの検定の解釈については、メタアナリシス:はじめにを参照してください。

フォレストプロット

各研究の結果とその 95% 信頼区間、および統合割合とその 95% 信頼区間が、フォレストプロットに表示されます。

割合のメタアナリシス - フォレストプロット

文献

  • Borenstein M, Hedges LV, Higgins JPT, Rothstein HR (2009) Introduction to meta-analysis. Chichester, UK: Wiley.
  • DerSimonian R, Laird N (1986) Meta-analysis in clinical trials. Controlled Clinical Trials 7:177-188. PubMed
  • Freeman MF, Tukey JW (1950) Transformations related to the angular and the square root. The Annals of Mathematical Statistics 21:607-11.
  • Higgins JP, Thompson SG, Deeks JJ, Altman DG (2003) Measuring inconsistency in meta-analyses. BMJ 327:557-560. PubMed
  • Petrie A, Bulman JS, Osborn JF (2003) Further statistics in dentistry. Part 8: systematic reviews and meta-analyses. British Dental Journal 194:73-78. PubMed

関連項目